こんにちは、北陸（石川・富山・福井）を中心に東海滋賀などで軽作業系など工場への人材サービスを展開するエー・オー・シーの人材開発室です。

私たちはお仕事を通して、少し人生を変えたい・豊かにしたいと考えている皆さんを全力サポートさせて頂く会社です。

このブログではお仕事をこれから探す方、今お仕事をしている方に、お仕事選びや働き方、工場で働く魅力や本音等をお伝えさせて頂きます。

さて今回は、最近話題の「アンガーマネジメント」についてお話します。

就職・転職で、新しい環境や新たな人との出会いはつきものです。

自分と価値観の合わない人と一緒に仕事をするという状況もあるでしょう。

そこでイライラしたり、怒ったりしていると人間関係もギクシャクしますし、自分も疲れますよね。
そこでオススメしたいのが「アンガーマネジメント」なのです！

1 ～アンガーマネジメントとは～
2 ～アンガーマネジメント3つのポイント～
3 ～アンガーマネジメント3つの実践～
4 「6秒ルール」
5 「怒りにスコアをつける」
6 「許容範囲を広げていく」
7 ～最後に～

～アンガーマネジメントとは～

アンガーマネジメントは1970年代にアメリカで始まった心理トレーニングで、その名のとおり、アンガー（イライラ、怒りの感情）をマネジメント（上手に付き合う）するためのプログラムです。アメリカではビジネスやスポーツ、子ども達が学校で学ぶ教育メソッドとして幅広い分野で取り入れられています。

アンガーマネジメントを実践することで、イライラしたりカッとなったりして出る衝動的な言動や行動を抑制し、適切な問題解決やコミュニケーションにつなげることができます。近年日本でもアンガーマネジメントについての研修やセミナーなどの開催も盛んになっています。

～アンガーマネジメント3つのポイント～

・間違っていることに対しては自信を持って怒る

まず大事なのは『怒ることは＝悪』ではありません。

間違っていることに対して自信を持って怒れることはかなり重要です。

・「あとで後悔するか」で線引きをする

怒ったあと後悔するなら怒らないほうがいいですし、怒らなくて後悔するなら怒ったほうがいいということです。

自分はどんなポイントに反応しやすいのか、それは人によって違い、自分はどこまでならOKで、どこからがNGなのか、境界線を理解しておくことも役に立ちます。

・自分は相手に何をしてほしいのか認識する

怒る目的は感情をぶつけることではなく、相手に何をしてほしいというリクエストを出すことだと考えることも重要です。

怒っている人は、実は相手に何をしてほしいか分かってない場合が多いんです。

自分は相手に何をしてもらったら気が済むのか、冷静に考えることが重要です。

～アンガーマネジメント3つの実践～

「6秒ルール」

人は怒ったときに最初の6秒でアドレナリンが強く出ると言われています。
要するに怒りを最も強く感じるのは、怒りはじめの6秒間ということ。
アンカーマネジメントによってこの6秒間をやり過ごすことがポイントになります！
心の中で1から順に数を数える、あるいは100から3や7などの数字を引いてカウントすることで怒りから気持ちをそらすことができます。

「怒りにスコアをつける」

怒りを感じたときに、その怒りにスコアをつけるのも有効です。
0を平穏な心理として、10を人生最大の怒りと設定します。
自分の経験怒りレベルと相対評価しながら、「今の怒りは先週の怒りに比べると弱いから5点」、「今日の怒りはあの時より強烈だったから8点」などと評価点を付けていきます。

そうすることで、次第に「これは怒るほどのないことだ」と気付けるようになり、客観性を高めることができす。

「許容範囲を広げていく」

自分自身の許容範囲を広げることにより、怒りの頻度を少なくすることができます。
例えば、「朝は始業の15分前には出社しているべき」「業務の進捗状況を毎日報告するべき」などの「こうあるべき」を、自分とは違うけれど許せる範囲を広げていくことです。
どうしても譲れない『べき』は、適切な表現で相手に伝えることが大切です。

「まあ許せるかな」という部分を多くつくり、広げていく。

その許容範囲が広くなれば広くなるほど、許せることは多くなるんです。