エアコンをつけっぱなしで寝ると朝だるいのはなぜ?!対策と解消法

こんにちは!人材開発室です。

寝苦しい夏の夜、朝までエアコンをつけっ放しで寝ていると、朝起きた時になんか体がだるい…と感じることはありませんか?

その症状もしかして「 クーラー病 」かも?!

クーラー病(冷房病)とは

クーラー病(冷房病)とは、冷房の強い環境により、自律神経の機能が乱れる病気のことです。正式な病名ではなく、主に冷房が原因の「自律神経のバランスが乱れた状態」のことを言います。

私たちの体には、暑さや寒さに対応し体温を一定に保つ働きが備わっています。これらの体温調整や発汗は、自律神経でコントロールしていますが、冷房で体が冷え過ぎたり、屋内と屋外の気温差が大きかったりすると、コントロールしきれなくなり自律神経が乱れ、結果体調を崩してしまうのです。

クーラー病の主な症状…だるい、肩こり、頭痛、手足の冷え、食欲不振、生理不順など

なんでエアコンをつけっぱなしで寝るとだるくなるの?

人は寝ているとき、身体を休めるために、身体全体の温度を下げます。
温度が下がると、いろいろな器官の活動力が下がるので、機能を休めることができます。ところが、エアコンを一晩中つけていると、身体の温度が下がっている状態で、必要以上の冷気にさらされることに。

だるさを感じるのは、身体が必要以上に冷えてしまうことが原因なんです!

だるさ対策

1. タイマー 機能でエアコンは明け方まで!

明け方は、体温が最も低くなる時間帯です。
外の気温も最も低い時間帯なので、部屋が必要以上に冷えていると、冷房病の症状を起こしやすくなります。明け方にエアコンが切れるようにタイマーをセットすることで冷え過ぎを防ぐことができます。

2.設定温度を見直す。

そもそもだるさを感じるのは、身体が必要以上に冷えてしまうことが原因。
日中は26~27度に エアコンを設定していても、就寝時は28度にするなど、設定温度を上げることで、だるいといった症状の改善がみられることも。 エアコンの適温は人によって異なるので、自分の最適温度を見つけましょう。

3.吸湿性に優れた、長袖・長ズボンをパジャマにする

睡眠中は体の深部の体温が放熱する傾向にあるため、 半袖や短パンなどの薄着では体が冷えやすくなり、それに加え汗をかけば、汗の蒸発によりますます体温が奪われます。吸湿性や速乾性にすぐれた素材の長袖・長ズボンのパジャマは冷え過ぎを防ぐことができます。

4.エアコンのおやすみモードを使用する

ご家庭のエアコンでおやすみモードがあればぜひ使いましょう。送風の強さを弱風や微風にする、静穏機能を使用するといったことで風を弱めることができます。

可能であればエアコンの風が直接当たらない場所にベッドや布団を置くこともおすすめです。

5.扇風機は直接当てず冷え過ぎ防止

エアコンと扇風機を併用しているという方は、風が直接体に当たっていませんか? 扇風機は冷気を循環するにはいいですが、直接当てるのは冷え過ぎに繋がります。 冷気は下に降りてくるので、 壁や天井に向けるなど首振りにして、部屋の空気を循環すると良いでしょう。

それでもだるい時は…

1. 朝 シャワーで首まわりや足を温める。

朝起きた時、手や足先の冷えるなと感じたら、熱めのシャワーを浴びましょう。
首まわりや、おなかや背中、足には太い動脈が通っており、短時間で身体を温めることができます。

シャワーが面倒な方は足湯もおすすめ! その後は靴下やスリッパをはき、床に触れないようにしましょう。

2. 体を温める食べ物を積極的に摂る!

夏が旬の野菜は体を冷やす作用があります。ナスやキュウリなどは生食すると体を冷やしてしまうのでほどほどに。
しょうが、ニンニク、ネギなどの身体を温める食材が入ったスープは夏バテにも効果的。タマネギやゴボウ、ニンジンなどの根菜類もお味噌汁にすることで手軽に体を温める朝ごはんになります。 唐辛子やコショウなどの香辛料も効果的です。

最後に

熱帯夜は就寝時エアコンを使用するのがベターです。エアコンなしでは熱中症の心配や、暑さで夜中に目が覚めてしまい、睡眠不足が体調を崩す原因にもなってしまいます。 エアコンと上手く付き合い、朝のだるさを解消しましょう。

以上で「エアコンをつけっぱなしで寝ると朝だるいのはなぜ?!対策と改善法」をお届けしました。

皆様のお役に立てたらうれしい限りです。

ぜひ、引き続きよろしくお願いします。

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