転職面接で間違いなく聞かれる5つの質問

こんにちは！

エー・オー・シーの人材開発室です。

私たちはお仕事を通して、少し人生を変えたい・豊かにしたいと考えている皆さんを全力サポートさせて頂く会社です。今回は「転職面接で聞かれる質問集」についてお伝えしたいと思います。

1 転職面接で間違いなく聞かれる5つの質問
2 自己紹介についての質問
3 転職理由についての質問
4 志望動機についての質問
5 自己PRについての質問
6 逆質問
7 まとめ

面接は面接官の質問に答える形で進んでいきます。「何を聞かれるのだろう」と不安になるかもしれませんが、面接の中核となるのは実はどの企業でも共通して聞かれる質問なのです。今回は転職の面接でほぼ確実に聞かれる5つの質問をご紹介します。質問がどういう意図で出されているのかを知り、回答できるように練習しておけば自信をもって面接に臨めるでしょう。

自己紹介についての質問

面接では最初に自己紹介を求められます。応募者の人柄やコミュニケーション能力、プレゼン能力を知るための質問で、これで第一印象が決まると言っていいでしょう。また応募者の緊張をほぐし、話しやすい雰囲気を作るという意図もあります。

質問例

「自己紹介をお願いします」

「これまでの経歴をお聞かせください」

自己紹介では最初に「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇と申します」と答え、それから職務経歴を要点を押さえて端的に伝えます。この時点ではあまり内容を深堀りする必要はありません。30秒～1分を目安にしてまとめるようにしましょう。最後に「どうぞよろしくお願いいたします」と結びます。

転職理由についての質問

転職の面接ではほぼ間違いなく転職理由、前職の退職理由を聞かれます。これは「採用しても同じ理由で辞めることにならないか」を確認するためです。企業側は採用したからには長く活躍してほしいと考えています。なので「入社できれば転職理由が解消される」ことを伝える必要があります。

質問例

「転職を決意した理由は何ですか」

「なぜ以前の会社を辞められたのですか」

転職を決意した理由が前職への不満などネガティブなものだったとしても、それをストレートに伝えるのはNGです。「入社後も自社に対して不満を言うのではないか」と受け取られる可能性があるからです。

「実現したいことがあるが、前職ではそれが難しかった。御社であれば実現できると考えている」という風にポジティブな表現に変換して仕事への意欲を伝えるようにしましょう。

例えば「休みが少なかったから」が転職理由なら「前職では休日が1ヶ月に〇日しかなかった」など具体的な話を織り交ぜ「働き方にメリハリをつけて生産性をあげたい」と前向きな表現にするとよいでしょう。

志望動機についての質問

面接官が志望動機を聞く理由は「どれだけ入社への熱意を持っているか」「会社の社風とマッチするか」を確認するためです。企業は長く活躍してくれる人を求めていますので、入社意欲がどのくらい高いか、志望動機が社風や募集ポジションと合っているかを知りたいのです。

質問例

「なぜ当社を志望したのですか」

「どうしてこの業種を選んだのですか」

「あなたが就職先を選ぶ基準は何ですか」

志望動機には、職種・業種に対する志望動機と企業に対する志望動機があります。前者ももちろん意欲を語るうえで大切ですが、それだけだと「だったら他の企業でもよいのでは」と思われてしまいます。

「同業他社がある中でどうして自社を選んだのか」の問いに答えるためには、企業研究を念入りに行う必要があります。事業内容、商品やサービス、社風、企業理念など魅力だと感じている点はどこか考え、自分の経験やスキルを絡めて「〇〇の魅力を持つ御社で活躍したい」「御社でなら自分の強みを活かせると思った」とアピールすると良いでしょう。

自己PRについての質問

「自己PRは自己紹介とは違うの？」と戸惑う方もいるかもしれません。自己紹介は自分の経歴を簡単にまとめて伝えるものですが、自己PRではこれまでの経験やそこから得たスキル、自分の強みや長所、仕事に対する姿勢などをアピールしていきます。面接官はこれらを聞いて、応募者が自社で活躍できそうか判断します。

質問例

「自己PRをお願いします」

「あなたの強みは何ですか」

「あなたの長所と短所を教えてください」

「仕事をする上で大切にしていることは何ですか」

自己PRでは、自分の経験や強みを入社後にどう活かすつもりかを意識してアピールすることが大切です。そのためにはやはり企業研究が重要になります。企業がどんなスキル・経験を持つ人材を求めているかを把握し、自分のスキル・経験との接点を見つけ出し、それに沿った自己PRを考えると評価につながりやすくなります。アピールする強みは一つに絞り、根拠となる具体的なエピソードを交えて伝えるようにしましょう。

「弱み・短所を教えてください」と聞かれるケースがありますが、これは「自分を客観視できているか」「社風に合わない人物ではないか」を確認するための質問です。弱みを伝える際は、改善のためにどんなことをしているかをセットで答えるようにしましょう。

逆質問

面接の最後になると、応募者の方から質問する機会が与えられます。応募者の疑問や不安を解消するための逆質問ですが、入社意欲を測るという意図もあります。自社への志望度が高く企業研究をしっかり行っている応募者ならこちらに聞きたいことがあるはず、という訳です。また自由に質問をさせることで応募者のコミュニケーション能力などを確認し、自社との相性を見定めようともしています。

質問例

「最後に何か質問はありますか」

逆質問は何を聞いても自由ですが、聞くと評価が下がってしまうNG質問があるので注意が必要です。

・企業HPや求人サイトを調べれば分かることを質問する

・面接官が既に話したことを質問する

・給与、待遇、福利厚生に関する質問しかしない

・自信がない、受け身な姿勢の質問をする

（例「ノルマが達成できなくても大丈夫ですか」「勉強できる環境でしょうか」）

・自信過剰な質問をする

（例「私のキャリアに相応しいポジションはありますか」「いつから出社すればいいですか」）

質問がないと志望度が低いと判断される可能性があるので、事前に質問をいくつか用意しておくとよいでしょう。しかし面接中に疑問が解消されて聞くことがなくなった…というケースもあり得ます。その時は「丁寧にご説明していただき十分に理解できました。お話をお聞きして御社へ入社したい気持ちがさらに強くなりました」と意欲を前面に出した受け答えをしましょう。

まとめ

面接で何を聞かれるか事前に把握しておき、対策を取っておけば落ち着いて本番に臨めるでしょう。面接では質疑応答の内容だけでなく、姿勢や表情、声の大きさや話し方などにも気を付けましょう。せっかく頑張って回答を考えても、うつむいていたり声が小さかったりするといい印象は与えられません。面接練習をして、実際に声に出してみることをおすすめします。家族や友人に面接官役をしてもらったり、スマホで録画したりすれば課題点が見えやすくなりますよ。

以上で、「転職面接でよく聞かれる質問集」についてお伝えさせて頂きました。
皆様のお役に立てたらうれしい限りです。
ぜひ、引き続きよろしくお願いします。

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