こんにちは!エー・オー・シーの人材開発室です。
私たちはお仕事を通して、少し人生を変えたい・豊かにしたいと考えている皆さんを全力サポートする会社です。
今回は「間違えやすいビジネス漢字」についてお伝えしたいと思います。
大事なビジネスシーンで漢字を間違えてしまうと、恥ずかしい思いをすることになってしまいますよね。ビジネスシーンに出てくるかもしれない、読み間違えやすい漢字をご紹介します。
漢字クイズも用意しましたので、チャレンジしてみてくださいね。
間違えやすい漢字6選

会釈
読み:えしゃく
軽く一礼することを指します。上体を軽く傾ける、カジュアルなお辞儀のことで、挨拶を交わすときなどに行います。
「かいしゃく」と読み間違えられることが多いので注意です。
【例文】廊下で先輩とすれ違ったので、互いに会釈した。
割愛
読み:かつあい
「惜しみつつ手放す」という意味です。
「省略」と同じ様に「説明を割愛する」などと使われることがありますが、両者には違いがあります。
割愛は大事な部分を事情により仕方なく省くことを指し、省略は簡略化のために一部分を省くことを指します。
【例文】紙面の都合上、一部の作品は割愛せざるを得なかった。
更迭
読み:こうてつ
ある役職や職務に就いている人を解任し、他の人に差し替えることを指します。
特に国の機関や企業などで地位の高い役職に就いている人物を交代させる場合に使います。
「こうそう」と読むのは誤りです。
【例文】スキャンダルにより大臣が更迭された。
進捗
読み:しんちょく
「物事が進むこと、またはその進み具合」を指します。
ビジネスシーンでは、仕事の進み具合を指す言葉として使われています。「進捗状況」「進捗管理」といった使い方もします。
「進歩(しんぽ)」と混同しないようにしましょう。
【例文】進捗が遅れているため、スケジュールを見直さないといけない。
脆弱
読み:ぜいじゃく
「もろくて弱いこと」を指します。物理的なものだけでなく、精神的、社会的な面でも使われます。
「脆弱性」はIT関連の用語としても使われていて、ソフトウェアやシステムに存在するセキュリティ上の欠陥のことを指します。
【例文】その建物は老朽化が進み、地震に対して脆弱だ。
汎用
読み:はんよう
「特定の用途に限らず、広い範囲で使えること」を意味します。ひとつのものが、多様な場面や目的に適用できることを指します。
「凡庸(ぼんよう)」と混同されることがありますが、こちらは「取り柄がなく平凡なこと」という意味です。間違えないようにしましょう。
【例文】当社の製品の強みは、汎用性が高いことだ。
クイズ!読み間違いが多い三文字熟語

1.他人事
2.雰囲気
3.一段落
4.昔気質
5.未曾有
答え
1.ひとごと(誤:たにんごと)
2.ふんいき(誤:ふいんき)
3.いちだんらく(誤:ひとだんらく)
4.むかしかたぎ(誤:むかしきしつ)
5.みぞう(誤:みぞゆう)
まとめ
いかがでしたか?
漢字の読み方や意味を「なんとなく」で覚えてしまうと、後で困ることになるかもしれません。上で解説したように「汎用」を「ぼんよう」と読んでしまうと、「凡庸」と勘違いされ、相手に正しく伝わりませんよね。
うやむやにせずにしっかり覚えておきましょう!
以上で、「ビジネス漢字」についてお伝えいたしました。皆様のお役に立てたらうれしい限りです。
ぜひ、引き続きよろしくお願いします。
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